2007_10_09 : 永遠と1秒
■永遠に思えた時も、実は一瞬だったのですね。永遠を1秒だけ過ぎて、永遠は終わりになって、まるでドラえもんの劇場版を観終わった後に感じるような、魔法が解けるあの感じが、僕の心に。僕は元に戻っていく。□長すぎた夏を終わりにしよう。扇風機を片付けよう。蚊取り線香を片付けよう。床に敷いてある茣蓙を片付けよう。独りよがりな思い出も片付けよう。そうしたら、卒業式のあとの誰もいなくなった学校に、1人佇んでいるような、シンとした静けさが、やがて襲ってくるのでしょう。そいつに打ちのめされるなんてことは到底なく、僕は少し足を止めるだけで、やがて肩をすぼめて歩き出すのでしょう。卒業式を終えた者たちが、涙を流した後に、やがて笑顔で手を振って歩き出すように。きっとこれでいいんでしょう。やがて知らない明日がやってくる。何も変わらないかもしれないけれど、少しずつ、変えていこう。それでいい。□・・・・。・・・・。・・・・。・・・なあ、そうだろ?
by BUG_life_wave
| 2007-10-10 00:19
| 私事