これはフィクションだ

 アミノくんという男性がいて。
 
 キャンディさん(♀)は、アミノくんを度々称えてくれていて。
 
 ソルトさん(♀)は、アミノくんとちょっと、仲がよくて。少し。

 ソルトさんはアミノくんと話をする機会があったので、
 最近あったことを、聞かせてみた―
 
 彼女はこうキャンディさんに言われたという、
 
 「ソルトさんは、アミノくんのこと好きでしょ」

 って。
 ソルトさんは、そう話しながら、冗談めかしてこうもつけくわえた、
 
 「いやいや、アミノさんが、私のこと好きなんですよ・・・って、
 言い返しました・・・いや、それは言ってないですよ。冗談ですよ」

 って。

 「いやいや、彼女いますからアミノさんは。
 私なんかがそんなそんな(と弱弱しく、首を振りながら)、
 って言ったら、そうなんだよねえ・・・ってしょんぼりしてましたよキャンディさん」
 
 って、これはソルトさんの言葉。
 
 ああ、それよりも、
 アミノくんは自分の気持ち(オレはソルトさんが好き)を、
 一度も口にしたことないのに、
 どうやら当のソルトさんに見透かされていたようで、
 恥ずかしくなったのか、話をクルッとかわしてしまったそうだ。
 
 「へー今度キャンディさんに優しくしよ~」

 とかなんとか言って。
 ソルトさんがなんだか少し怒り気味だったように見えて、
 アミノくんは嬉しいような悲しいような。

 なぜならソルトさんには相方がいて、
 最近は悩みがなくて、不安もまあなくて、
 幸せと言ってもいいそうで。
 そんな幸せな人から、
 「私、人から、『あなたアミノくんのこと好きでしょ』って言われました」
 と言われても、そんな間接的な告白めいたことされても、
 アミノくん自身は複雑なのだった。
 何でそんなこと言うんだろうって思うのだった。
 さっき「幸せです」って言ってたばかりなのに。
 嬉しいけど、嬉しくないのだった。

 そんなに今が安定しているのだったら、
 もう相手の給料がどうこうと言っていないで、
 結婚でも何でもしてしまえばいいのにって、
 ぼんやりした気持ちで思うのだった。アミノくんは。

 繋がっているのか、いないのか。
 自分とソルトさんが、もしかしたら
 とても微妙なラインに立っているかもしれないことを、
 アミノくんは意識しているようで。
 「好きです」って気持ちを、間接的に、
 けれどお互いに認め合っているような、
 そうとも言えないような。

 「不思議な人ですね」ってソルトさんの言葉。
 ダメダメな言葉を吐いていたアミノくんを、
 彼女はフォローしたのだろうか、果たして。

 ちなみに、アミノくんに彼女はいなくてね、
 少し前に別れたらしいのだけど、
 それを知っているのは、ソルトさんだけなんだとか。


 ≪続く≫ いや続かないけど。

 +++

 あ、上記はフィクションですよ。
 当たり前だけど。こんな面倒くさい話。
 現実だったら、アミノくんはきっと―
 いわゆる、アレなんだろう、
 あの厄介な気持ちを抱えているんだろう。

 +++

 ということで、書き進めていたライヴレポート、
 というか、ライヴメモ、は一時保留。
 また明日、書き進めます。
 まあ、あんまり、筆が進まないのは置いておいて!

 おやすみなさい。
 最近はピアノの響きがすき。
 「好き」よりも「すき」が好き。
 うん、よく分からん。
 

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