お前の頭にはクソがついてるぜ!

 つまりクソ野郎ってことだ!

 ・・・え? 誰のこと?
 誰でもいいさ。僕のことでも。

 君の想いに応えられない、
 その理由を素直に言えない僕は卑怯者だろう。

 不動産関係を営む経済的に申し分のない男、
 そのアプローチを蹴って、なぜ僕に戻る。
 社会のヒエラルキーの底辺にかろうじて
 手がかかっている僕に何の魅力がある。
 加えて性格がいいわけでもない、
 むしろひねくれている、よくわからない、
 容姿だってお世辞にも冴えていない、
 何も持ち合わせがない、
 とかとか、後ろ向きナルシスト、
 自己陶酔的に"汚れてたいだけ"オーラ出してる、
 とかとか、こんなメンドクサイこと平気で書ける僕に。

 フィーリング? 好きなものが似てる?
 そんなの、合う人、けっこう、いるんだぜ?
 たとえば、僕と・・・君の知ってるあの人とか。
 さあ。
 もう少し、踏み込まれたら、
 僕は、話してしまうんだろうな。きっと。

 さあ。
 身動きが取れない。 
 

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