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エターナル・サンシャイン

けっこう前に映画「エターナル・サンシャイン」を観たんですが、どうでしょう、宣伝、特にテレビの触れ込みだとシリアスな感じに思い込んでしまっていましたが、実際はさにあらず。コミカルささえ漂わす奇想天外なラヴストーリー(確かにラヴストーリーではあった)じゃないですかアレは。現実世界で(元)恋人の記憶を消されようとしてる主人公が、一度は自分からお願いしたくせに「ちょっと待った!やっぱ嫌だ!」ってことになるものの、消去作業はもう止まらない、しかも自分はベッドの上で寝かされている、さあどうするか?ってなったら、コレがなんと「記憶の中を逃げ回る」。消されようとしてる記憶の中を、彼女と一緒にあっちゃこっちゃ逃げ回る。この逃げる過程が冗長すぎて、どっかサイケデリックで、そしてコミカルなもんだから、僕は少しゲンナリしてしまった。きっと見せ方を変えて王道なラヴストーリーにしようと思えばいくらでもできたろうに、ちょいと視点をズラしてくるあたりが、「どう?他とは違うっしょ?」って言われているようで憎らしい。まあね、結局僕は涙ぐんでしまったのだけれど(笑)。上映後、後ろのカップルが、彼女:「泣いてたでしょ?」、彼氏:「泣いてねえよっ」ってやり取りをしてたのに笑ってしまった(笑)。そう、ヒロインのケイト・ウィンスレットも確かに光っている(オレンジの髪、似合うね)が、「ドラッグでハイテンション」なキャラを演じたキルスティン・ダンストもgoodだった。
今日のBGMは、MUSIC A.M.の「my city glittered like a breaking wave.」。前作より断然POPでいい感じじゃないですかコレは。前作は本体である「LIFE WAVE」内の「Monthly Recommend」(2005年5月のRecommend)で紹介してますんで、興味あったら読んでみてください。


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