恋に生きる人にはならない


 考えすぎて一周した。
 阿呆みたいに考えたような。
 クルッと廻って、元に戻った。
 こういうときは、えてして遅すぎる。
 そんなときもあるけれど。
 まあ、まあ。
 悩んでも悩まなくても同じなら、
 悩まない方が。いいんじゃないか。

 「なに考えてるんですか?」

 間。

 「いろいろ、だよ」

 私は言った。
 いろいろ考えた。その日も今日も考えた。
 話があんまりできないような状態だった。
 
 思考の袋小路に脱出口を見つけたら、
 それを忘れていはいけない。
 常に見つめ続けていなければいけない。
 常にイメージし続けていなければいけない。
 私もさっき見つけた。
 ノートにでも書き留めておこう。このイメージ。
 そして脱出するのだ。
 
 迷うことはやめにしよう。
 前を向こう。
 
 音信が途絶えて一ヶ月ほどの別れた人が言っていた―

 「君は自分で自分を悲しませているように見えるときがある。
 なんでわざわざ、悲しむって分かってる方を選ぶの?
 そうしたら自分は後悔するって分かってる方を、
 敢えて、無理して、選んでるように見える」って。

 確かに。私は自分で自分を悲しませる。
 
 こうやってログに残すことに何がしかの意味があると思う?
 思う。意味はあるのだ。
 やる夫ブログの中の1エピソードにこんな言葉があった。
 舞城王太郎『暗闇の中で子供』からの引用―
 『ある種の真実は、嘘でしか語れないのだ』があった上で、
 やる夫は言う―

 "ここで言う『嘘』とは、物語のことだお。
 物語とはつまり、嘘の固まりなんだお。
 現実の世界にある物だけでなく、どうして人間は嘘の固まりである
 物語を生み出すのかについて言及した時の言葉だお。
 涙を流してうめいて喚いて鼻水まで
 垂らしても悲しみ足りない深い悲しみ。
                    
 素っ裸になって飛び上がって「やっほー」なんて
 喜色満面叫んでみても喜び足りない大きな喜び。
                    
 そういった、正攻法では表現できない
 手強い物事を、物語なら、うまくすれば、
 過不足なく伝えることが出来る―――
 三郎は、そんな風に言っているお"と。

 言い過ぎかもしれないけど(いや言い過ぎか)、
 上の"物語"を"ブログ"に置き換えることも可能なのかな、
 なんて、初めて読んだときにチラと思ったりしたな。

 まあ、横道。
 恋に生きる人にはならないつもりだけど、
 とりあえず、前を向こう。
 逃げませんよ。
 そして逃がさない(気持ち悪い:笑)。

 BGMはディーパーズの『NO THANK YOU』でした!!
 こんな悩み方はNO THANK YOU!ってことで。

 そんな大晦日前夜でした。

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