こだわりのわけは


 ただ何かにこだわっていたいだけ。
 なのかもしれない。
 前からそう思っていた。
 何かを、心で弄んでいたいだけ。
 なのかもしれない。
 何かについて、常に考えていたいだけ。
 なのかもしれない。
 何かがなくなれば、また別の何かへ。
 こだわりの対象を移していく。
 そうやって日々を続けていくのが、
 何となくだが、自分の生き方なのかもしれない。
 などと思う。
 今あるこだわりは、ある人に対してだが、
 それがあり続けるのは、次の何かが見つかっていないから。
 だから、今あるこだわりを、
 棄てきれずにいる、それだけのこと、かもしれないなあ。
 まだ、なくせないんだろう。
 空っぽになるのが怖くて。
 それを棄てたら、何もなくなりそうで。
 だから、たまにウジウジしてみたりするんだろう。

 でも大丈夫です。
 表に出すのは初めてかもだけど、
 慣れてるんですよ。
 やがて、人に対する気持ちが、
 薄れていくことには。
 いつもそうやって過ごしてきた。

 +++

 恋や愛が絡むお話を読むと、どうもいけない。
 "そういう"箇所ばかり、記憶にとどまる。
 
 君は私を"戦利品"に数えるだろうか。
 欲しくないと言いながら、
 実は私から向けられた気持ちを、
 どこかで自慢に思っているだろうか。
 
 だとしたら、少し嬉しくて、少し悲しい。
  
 さあ、ではでは、お風呂に入りますかな。
 
 明日は、DVDの探索に出かけるか、
 映画館に行くか、どちらかの予定です。

 こうやって、こだわれる別の何かを、探していくのです。
 人の、いや、私の"心"というやつは。

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