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弐瓶勉 - 『シドニアの騎士』 第1巻

シドニアの騎士 1 (アフタヌーンKC)

弐瓶 勉 / 講談社

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 『バイオメガ』を完結させた弐瓶勉氏が、新たに連載を開始した。
 『シドニアの騎士』。
 これまでの作品との関連性を考えながら読んでいなかったので、
 その辺は割愛させていただきます。"奇居子[ガウナ]"だけはどこかで出てきた。

 『バイオメガ』の後半辺りから画がソフトになりましたが、さらに、という感じですね。
 『BLAME!』の頃とはだいぶ違う。どこか"萌え"を感じさせる。
 あくまで絵柄からは、鬱々としたダークなイメージはなく、余白の多い、開かれた印象がある。
 世界観はハードSFといってもいいでしょう。完全に弐瓶ワールド全開。
 登場人物の名前がもう、読めません(笑)。
 そして『ブラム学園!アンドソーオン』を通過した後のソフトエロ&小ボケなテイストが
 (科戸瀬[しなとせ]イザナの浴衣姿が個人的にはヒットです)。
 だいぶ、読みやすくなった印象です。

 あとなんで読みやすいかを考えると、
 珍しく人間的な感情が行動の動機になっている作品だからか。
 嫉妬とか疑問とか、ライバル心とか競争心とか。
 どこか学園ライクなのも、いいのかな。
 ところどころに和のテイストも滲んでるし。
 序盤で米泥棒したり、おにぎりやうどん食ったり。祭りがあったり。

 唯一無二の漫画でないですかね。
 弐瓶作品の例にもれず、ストーリが完全に理解できなくても、
 キャラクター含めて、この雰囲気が好きで、なんか読んでしまいますね。
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Max Draztic - 『con-fused.』[DADA145]

 Max Draztic - 『con-fused.』[DADA145]

Max Draztic - 『con-fused.』[DADA145]

 - Tracklist -
 01. Epiphany
 02. Pony
 03. Citadel
 04. Nuna
 05. Jinxed

+ + +

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Release Date : 2008.03.25
Label : Dadaist Audio

Keywords : Ambient, Electronic, IDM.

 - Max Draztic on MySpace

 - 非常に私好みの、Ambientな空気に、芯の強いリズムという組み合わせ。    

 - Highly Recommended!

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Dmitri Bekishev - 『Novosibirsk Trip』 [handy-tec 015]

 Dmitri Bekishev - 『Novosibirsk Trip』 [handy-tec 015]

Dmitri Bekishev - 『Novosibirsk Trip』 [handy-tec 015]

 - Tracklist -
 01. Jazzy Trip
 02. Suburban Train
 03. Neon Trip
 04. Love-S
 05. Nautilus

+ + +

Release Page Download Free!

Release Date : 2009.08
Label : Handy-Tec

Keywords : Deep House, Lounge, Minimal.


 - Highly Recommended.

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Melatonin - 『Child』[LimREC085]

 Melatonin - 『Child』[LimREC085]

Melatonin - 『Child』[LimREC085]

 - Tracklist -
 01. Child (original)
 02. Child (KAVver remix)
 03. Child (Xpand t.m. remix)
 04. Child (Eugene Kush remix)
 05. Child (Delete remix)

+ + +

Release Page Download Free!

Release Date : 2009.09.25
Label : Liminal RECS

Keywords : Ambient, Downtempo, IDM.


 - Highly Recommended.

 - ミニマルなリズムにミニマルなギターの音色。
  すべて"child"のヴァージョン違いですが、オリジナルとM2~3が好きですね。

 - Related Release : 『Planset』[LimREC066]

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Mosaik - 『Leandi』[sfp08]

 Mosaik - 『Leandi』[sfp08] 

Mosaik - 『Leandi』[sfp08]

 - Tracklist -
 01. Leandi
 02. Sporel
 03. Tickles (with Nummelin)
 04. Melo
 05. Nanomies (with Planet Boelex)

+ + +

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Release Date : 2009.09.26
Label : Soft Phase

Keywords : Ambient, Electronica, IDM, Melodic.

 - mosaik - electronic music

 - Highly Recommended!

 - 少し前の投稿で紹介したばかりのmosaikがSoft Phaseより新作をリリース!
  相変わらずの冷たいくせに暖かいメロディアスなエレクトロニックサウンドが、堪能できます。
  深海にさす光、もしくは暗黒の宇宙でたなびく星ぼしのカーテンとでもいうような、
  アンビエントな空間を舞う、きらめく音色が、もう大好きですね。特にM-1。
  イメージですが、μ-ziq『Lunatic Harness』とも重なる。ガンガン聴きましょう。

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青が散る


 近年まれに見るショックを受けた。
 
 隣の駅で買い物をした。
 帰ってきて、自分の使っている駅。
 階段を下りていたら、肩を叩かれた。
 振り向くと、1年ほど前に別れた、彼女がいた。
 
 今、この駅を使っているのだと言う。
 私と同じ駅を。知らぬ間に引っ越していた。
 前から引っ越したいといっていたが、なぜ私が使う駅なのか。
 「仕事の関係で遠くには住めない。範囲が決められている。
 その中で1番よい物件があったから」という理由らしい。

 駅前で立ち話をした。
 ぜんぜん変わっていない空気。
 おもむろに彼女が切り出した。

 「私、結婚しました」 

 5月の誕生日にプロポーズされ、
 8月に籍を入れたのだという。
 左手薬指には結婚指輪が光っていた。

 相手がいることはしっていた。
 私との関係が終わる前から、
 強くアプローチしていた彼だった。

 「絶対、後悔させませんから」

 そう言われたらしい。

 私は、笑うしかなく、
 他愛ない話を、しばらく続けた。
 
 「私の人生、激変したよ」

 昔からネガティヴなくせにエネルギッシュな人だった。
 話し方に、どこか含みがある。
 エネルギーが満ちている。
 私は彼女の目を見て尋ねた。

 「そう?激変?」
 
 「・・・妊娠してまぁす」

 軽く言ってくれたのは何かの配慮か。

 色々話したけど、そこが、ピークだったかな。
 後悔でなく、何と言えばいいんだろう。
 どうしても、相手の男性、つまりだんな様と、私を比べてしまうのだよね。
 私の頭の中で。
 そしていかに私が不甲斐ない男であったかが分かり、
 そのことが、たまらなく私を打ちのめす。

 ほぼ8年という月日の中で、私はどれだけ、
 彼女に愛を注いだだろうか。

 今のだんな様と同じようには、とても、できなかった。
 話を聞くにつけ、そう思う。
 そもそも、私が彼女と付き合っていたときから、
 もうアプローチは始まっていたのだ。
 それは猛烈なものだったらしい。
 ちょうどその時期だろう。彼女は確かに揺らいでいた。
 「私を離さないで」と、まるでどこかの台詞のようなことを、
 頻繁に私に言ってきていた。「どこかにやらないで」と。
 結局私は、離してしまった。これは彼の力ではない。
 関係はあるかもしれないが、彼の存在が、直接の原因ではない。

 向こうの両親の反対を押し切っての結婚らしい。
 彼が強引に進めたようだ。
 「勝手にしろ」と言われたのだとか。
 彼女は結婚の意志は強くなかったそうだが、
 気がついたら、結婚し、そして妊娠していたと。
 当然だが、今は一緒に住んでいるとのこと。
 今日は定期健診の帰り道だったらしい。
 今まで1回も駅で会わなかったなと思ったら、
 私に合うのを回避するために、普段は車移動らしい。
 わざわざ新車を彼が購入したという(!)。

 ・・・。

 いったい自分は何だったのだろう。

 「オレは、後悔してないよ」

 って言ったら、怒った顔をされた。

 「それは、私が言うことじゃん」

 確かに。

 「これでよかったって思ってる」

 地面を見て、うなずきながら、そう強く言っていた。

 別れ際に、握手をした。

 「無駄じゃなかったよな?」と私。
 「何が」と彼女。
 「二人の、関係」
 「無駄だったら、私の20代が、全部無駄になるよ」
 って、呆れ顔で笑った。「無駄じゃ、なかったよ」

 「オレのこと、忘れないでな」

 女々しい私は、そんなことを言ってしまった。

 「ハハッ、忘れないよ」って大きく笑った彼女。

 「元気でな」

 「うん、元気でね」

 手を振って別れた。

 ありがとう。
 お幸せに。

 私も、頑張るよ。

 今でも私の定期はね、
 前に君が住んでいた駅までのものなんだ。

 言わなかったけど。

 もう、会うこともないかもしれない。
 いずれは、彼女の実家に近い、東北地方に住む予定らしい。
 そこを、向こうの両親が反対している。
 長男である息子がなんで家にこないのかと。
 それを押し切ったのが、彼というわけだ。

 強いな。すごく、好きなんだな、彼女のこと。

 +++

 この話を明日誰かにしたら、未練たらしいと思われるだろな。
 でもいいから、誰かに話さないと。
 慰めるのでも、からかうのでもいいから、私に関わってほしい。

 

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時は近い


 私はHPを持っている。HP=ホームページ。
 そこに「The Silver Structure」なるコンテンツがある。
 そこにアップするべき文章を読み返していた。
 これは『シルバー事件25区』という携帯用ゲームについての考察。
 私の携帯がアプリケーション非対応となってから、
 更新は停まっていたのである。2~3年くらい?

 近い内に更新を再開します。
 約束します。
 読み返してたら燃えてきたよ。
 
 携帯の機種変更もできるようになったことだし!
 時の縛りは放たれた。
 以前と同じテンションをキープできるかは、分からないけれど。
 楽しみな方も、そうでない方も、覚えておいて~。

 ⇒ シルバー事件25区[Wikipedia]

 ⇒ シルバー事件25区[アドベンチャーポータル]

 総括してやりたいな。

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宮本輝 - 『青が散る』

青が散る (文春文庫 (348‐2))

宮本 輝 / 文芸春秋

スコア:



 この青ってのは、青春のことだと思えばいいのだろうか。
 浅いだろうか。

 大学生活の4年間を、テニスを中心に描いた青春小説。
 前に読んだ『春の夢』と重なる部分があるように感じられるのは仕方がない。
 どちらも同様に、家系的に精神の病を患う者が出てくるが、この設定は、
 今作に生へのエネルギーが満ちているだけに、より一層暗い影を落とす。
 しかしコチラの方が乾いている。
 テニス一辺倒の大学生活の描写が、そのイメージをもたらすのかもしれない。
 とはいっても、実に物語の運びが巧みで、
 登場人物が次々に現れては、そこから物語の輪が新しく広がっていく。
 青春時代とはそうであるべきなのだろう。人と出会うことで人生を広げるべきだと思う。
 私は違ったなあと、今さらながらにして思う。
 それが正解か不正解かは分からないが、私は違った。

 正直テニスの経験がない私には、試合の描写はまったくの抽象的な影。 
 その中でどれだけ壮絶な駆け引きが行われているかは分かるのであるが、
 専門用語が出てくると、もう分からない。半分流れてしまう。 

 青春と言えば恋、というわけではないが、
 ここでもそれは大きなウェイトをしめている。
 解説にも書かれているように、ここで描かれる恋はどれも成就しない。
 自分が1番想いをよせる相手と結ばれるものはいない。
 隠し通すもの、玉砕されるもの、別の誰かと結ばれるもの、一人を選ぶもの。
 それを言ったら、主人公は結局何も果たせていない。
 テニスの大きな試合に出るところまでは漕ぎ着けるが、大敗する。
 4年間想い続けた相手が扉を叩いてくるが、結局彼は受け入れない。
 結婚した昔のテニス仲間からかつての恋心を打ち開けられ、不義を犯す。

 遼平が夏子を受け入れなかったのは、その不義のせいもあるだろう。
 潔癖であれという、亡き教授からの言葉が頭をよぎったのだろう。
 ということは、遼平は青春を捨て切れなかったのかもしれない。
 捨て切れなかったがゆえに、何も得ることは出来なかった。 
 ただそれすらも、やがて、青春時代の一コマになる。
 のだろう。
 なんであのとき、と思うのかもしれない。

 ゆるやかに流れる時間の中で、ときおり強く燃え上がった心。
 それが何をもたらすか分からないままに、
 心を燃やすのが、青春なのかもしれない。
 
 +++

 ゴールの見えない道だから、ゆっくり歩くのか。
 ゴールの見えない道だから、思い切り走るのか。

 青春は―

 ああ、まあ、もう私は、違うのかな。
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酔いどれミッドナイト


 昔は酔うと、質が悪かった私。
 というか、吐いてばかりだった。
 人前でもやらかしたりしてたか。

 今は、なんか、酔うと、ハッピーになる。
 すべて許せるような気がしてくる。
 根本的な部分がそうなんだろうか。
 それともこれはまやかしなんだろうか。

 こんなときだけ、私は、君を忘れられそうな気がする。
 一瞬だけ。かな。

 ねえ。気持ち悪いねえ。いろんな意味で。

 なぜなら、やっぱりそこには好意が滲んでいる。

 でもまた明日、会うんだな。

 ねえ。私は普通に出来るだろうか。

 話したいなあと思う。
 カメレオンだから、私が話さないと、話さない。
 私が話さないと、怒る。
 なんか卑怯だなあ。

 その卑怯さを受け入れられるかが肝なのだ。
 この関係性の。大いなる気持ちを私が持てるかどうか。
 試されている気がする。またそこがイライラする。
 「確かに卑怯だけど、しようがないんだよ」というようなことを親愛なる人が言っていた。
 ああ、そのときの"卑怯"はこれとはちょっと内容が違ったか。
 私はちっこい人間だから、難しいのかもしれない。
 こうやって酔えば、ねえ、壁など消し飛ぶのに。
 普段のテンションが常人の1割ぐらいしかないのだ私は。

 ・・・・。

 シャワーを浴びよう。そうしよう。

 BGMは、なぜかアートスクールの「ミス・ワールド」。

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サイレンスホリデイ


 大半のことはどうでもよい。
 どうも私はそういう人間で。
 人と話してると、リアクションが必要なときがある。
 私の素直な感情で行くとたいていのことは、

 「ああそう」

 というリアクションになるのだが、そうもいかない。
 その場で最適と思われるリアクションをはじき出して、
 それを採用している、そんな節がある。どうも。
 
 どうも視点が内面に向かう。
 そんな私が読んでいるのは、
 中島義道『人間嫌いのルール』だったりする。
 けっこう途中で止まってるけど。
 読み終えたら、また。

 +++

 いい加減携帯音楽プレイヤーがおかしい。
 PCクラッシュからの復旧に危うく一手間かかるところだった!
 どっかに前モデルのシャッフルでも転がってないかな。
 いや、売ってないかな。怪しい低価格モノはもう避けたい。
 ホムンクルスの10巻が知らぬ間に出てやがる。
 ちょっと買いがてら、電器屋も覗いてこよう。

 +++

 節目を迎えたら、サイトやブログは、一度閉めようと思う。
 更新停止というか。
 まー思ってるだけだが(笑)。

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