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2007_11_12 : Ripe(with decay).

 以前書いたように、僕は人間関係が大嫌いだった。
 それじゃあダメだっていう、当たり前のことに気づいた、
 というか、ダメだと思って行動し始めたのは、つい最近だと思う。
 結果として、僕に関係する糸は、ゆっくりとだけど、
 確実に、増えつつある。と、自分では思う。

 けれど、それを幸せに感じる自分がいる一方で、
 それをどうしようもなく、嫌がる自分がいる。
 結局「自分が自分が」という話。
 自分に関係する輪が形成、拡大されていくと、
 僕は必ずどこかでぶち当たる。
 何に? 分からない。
 むなしさ? かもしれない。
 
 結局、手を伸ばしても誰もいないということ。
 何も変わりやしないということ。
 "それは幻"という事実。いや、真実? 
 そんな幻にしがみつく自分が嫌で、
 人になんと思われようと自分の世界を大事にしていた、
 昔の閉じていた自分に憧れてしまう、どうしようもない自分。

 それじゃ生きていけないって分かってる。
 人間関係で、世の中回ってる。
 でも、なぜ、僕は、信じることができないのか。何が悪いのか。

 誰も僕に笑顔など、見せないでくれ。
 "君"ですらも。
 僕は喜んでしまうから。
 信じてしまうから。
 舞い上がってしまうから。
 そしてやがて、堕ちてしまうから。
 それはもう、勘弁だから。
 手を伸ばしても、何も掬えない感覚―。
 本当に、嫌だ。素直に書くけど。ショックだそれは。
 
 手を伸ばさない僕は、とんでもなく嫌な人間になるだろう。
 本音を言えば、そうしたい。
 でもできない。
 僕は生きていかねばならないから。
 こうやって、1人で、こっそりと、腐る。

 夜が明ければ、結局僕は、また笑っているのかもしれない。
 多くの人が、そうやって生きていくように、
 なんとか社会に溶け込んでいけるのかもしれない。
 でも今は、何があったわけでもないのに、
 そう、何でもない夜なのに、もう、心が、行く道を見失って―。

 このままだと、誰とも楽しい会話なんて、できそうにない。
 
 結局そう、自意識過剰。面倒くさい心。

 何もかも、無に帰ればいいのに。

 もしも生まれ変わるなら、僕は石になろう。
 君に拾われるなら、とてもうれしい。とても。

 *   *   *

 誰かさー俺の肩をポンと叩いてくれないかな・・・。

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