口の中が剥けたよレポート
PCの前で、ビターな板チョコを食べていたときだった。
僕は口の中に奇妙な、異物感を感じて、手を入れてみた。
指先に、奇妙なふくらみが触れた。
感触的には、ちょうど、そうだ、血豆?
そんな感触に近いだろう。グリグリと。弾力がある。
たまに何かの拍子にそんなものができることがあったので、
そして僕は、いつもそいつを指先で潰していたので、
今回も同じようにやってやった。やってやったんだ。
そうしたら、いったいどうだろう、
何かが弾けたのだろうか、
弛緩しきった皮が、口内に、垂れ下がったではないか。
加えて、錆びたような、味。あの、味。
鏡を見る。
赤い、液体―そう、血だ―が、白い歯をぬらしていた。
口内を覗き込んでみる。鏡に映った。
ああ、皮が、剥けている。そして血が。
せめて皮だけでも綺麗に取りたいと思いましたが、
やる度に、血が湧き出してくるので、志半ばでやめました。
歯磨きが久々にやりにくい。染みるんだもん。だもん。だもん。
口の中が、なんかプニョンプニョンしてるんだもん。だもん。
そういや"ダモーン"ていたな。
了。
早く治りますように。
パンパン!
と、ディスプレイに向かって無闇に手を叩く。
きっとチョコかじるときに、口内も齧ってしまったのだ。
by BUG_life_wave
| 2008-03-18 00:45
| 私事