ディーン・ク-ンツ - 『ドラゴン・ティアーズ』上巻
「いまのぼくに必要なのは、愛してもらうことだけだ」ブライアンは執拗だった。
ブライアンに他者を愛する能力などないことは、ジェニファーにもわかっていた。それどころかこの男は、"愛"という言葉の意味さえまったくわかっていない。愛を欲しがっているのは、どうあがいても愛を手に入れられないうえに、愛を感じることもできないからだし、この男にとっては愛が一個の謎で、大いなる未知の存在だからにほかならない。
(新潮文庫 p.170)
by BUG_life_wave
| 2008-04-10 00:09
| Words

