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電子の森

エキサイト・ブログのサーバーが増強されたようです・・・っつっても何か前より重くなってないかな!おいおい。しっかりしてくださいませ本当に。悲しいや。だって俺アナログだから・・・。

ラスト・デイズ・オブ・エイプリルのカールが作ったソロ・アルバム『Pale As Milk』、どうやら日本盤はImperial Recordさんが出してくれるみたいです!拍手。いつ発売かとか、詳細はまだ分りませんが、曲数がオリジナル盤よりも大幅に増えるそうです!拍手。

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今日はなんか眠いのですが、とりあえず書きましょう。前回の続きであり、そして一見矛盾したようにも受け取れる文章ですが、僕は「音」に気を使わせてくれる音楽も好きなんですよ。音を追いかける楽しみといいますか、「あーここにこんな音入ってるよ、見つけた見つけた」みたいな聴き方のできる音楽。そして僕の中ではこの手の音の筆頭はAutechre(オウテカ)です。というか他にちょっと思いつかないだけですが・・・Aphex Twinはちょっと違う・・・Brian Enoはちょっとこの感覚に近いかもしれない・・・。あーあと『The Downward Spiral』~『The Fragile』の頃のNine Inch Nails(NIN)もそうです。

オウテカの5thアルバム(『オウテカ』)、日本盤の帯には「あなたにも電子の森のざわめきが聴こえますか?」という言葉があるんですが、うーん上手いなあ。ピッタリの表現だと思います。ホントに、森の中を歩いているような感覚なんですよ、音が。森の中って色々あるじゃないですか(多分)。虫だとか鳥だとか動物だとか爬虫類、植物にしても木や草、それらがつける実もあるだろうし、キノコの類もありましょう。ホント、オウテカのこの5thアルバムは、森の中を歩きながら、それら色んな動植物を発見する過程を楽しむ行為さながらに、色んな音を発見する(そして耳を澄まして追いかける)ことを、楽しませてくれるんです(まどろっこしい表現)。

前に僕は1stの『インキュネイブラ』をHP内では推薦しましたが、スイマセン今は多分5thの方が気に入っています。そして正直オウテカみたいなこんなわっかりにくい音でも、何枚か聴けばやはりそれなりに良し悪しの判断が自分の中に生まれてくるもんなんだなあと分り、そこから、(人間の)音楽に対する判断基準の正体不明さに改めて好奇心をそそられた次第です。オウテカの音は『コンフィールド』以降聴いてない(アレよくわからんかったから)のですが、今5thを聴きながら(6~7~8曲目の流れが最高)、やっぱ聴いてみるかなあ、面白いかもなあという気持ちになってます。そして話飛ぶけど、NINのすごいとこは上記のような電子の森的な聴き方も可能でありながら、POPだってこと!そう思った。モチロンそこだけじゃないけども。

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